職員会議(1)
2月16日の開園に向けて、週に2回、職員会議を行っています。
午前中の朝一番の頭が冴えているうちに『新 保育所保育指針』の勉強をします。
スタッフで毎回担当者を決め、その方がポイントを伝えたり、キーワードを見つけたりして講義して下さいますが、皆さんあらかじめ予習してきてくださるので、毎回1章ずつ順調に読み進めています。
『新 保育所保育指針』は、平成20年3月に3度目の改定が行われ、翌21年4月から施行されました。
今回の改定の大きな変化は、厚生労働大臣の告示となり、最低基準の性格をもつこととなったことです。それは、国の施策の中で保育所の役割が明確化されたことになり、国の姿勢として「保育所が重要な役割を担っている」ことを明言したということです。
今まであまり評価されていなかった「保育士」という専門職にもスポットライトが当たり、保育所の役割や保育士等の専門的な役割や責務の大切さが明示されました。
これは、私たちにとって大きな励みとなり、よりやりがいのあるものとなります。
また今回の改定で、保育所保育指針を大綱化し、基本的なことだけが記されている最低基準となったことにより、各保育所の創意工夫で独自の保育を展開できるということが大きなポイントです。
この『新 保育所保育指針』をよく読み込んで、和敬愛育園ならではの保育指針を構築し、保育士、看護師、栄養士などそれぞれの専門職がやりがいのある実践を感じる時、子どもたちや保護者の皆さまと共に明るく楽しく穏やかで、活気のある園を作り上げていくことが出来ると信じています。
そのために今、スタッフ一丸となって一生懸命勉強しています。
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