愛されている実感
乳幼児期に一番大切なことは、自分は親から「愛されている」という実感を持つこと。
親にたくさん愛された子は「自分は生まれてきてよかったんだ」「自分の存在が親(人)を喜ばせることが出来るんだ」という自己肯定 感を持つことが出来ます。
この自己肯定感がその後の人生の土台となり、その土台があってこそ、初めてしつけや勉強が身についていくのです。
親がいくら子供に愛情があったとしても、それを表現しなければ子供に伝わりません。いつも子供は「親に愛されている」ことを確認したいのです。
10歳の娘は時々、お布団に入ると「ママ、ギューして!」と言ってきます。私はここぞとばかりに、「パパとママの子に生まれてきてくれてありがとう」と言って、思いきり抱きしめてあげます。すると、娘は安心した顔で眠りにつくのです。
「愛されている実感」がある子供は、今度は自分が他の人に親切や愛を出していけるようになります。それが社会で生きる力の基礎となるのではないでしょうか。
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