生け花教室 2012.11
昨日11月15日に保育園で「生け花教室」を行い、1歳児~5歳児までの園児たちが参加しました。おそらく子どもたちにとって初体験となる「生け花」だったと思うのですが、先月自分で作った陶芸の花器に、好きなお花を選んで生ける姿は、目をキラキラと輝かせて楽しそうでした。
その子どもたちの感性を引き出してくださったのが、『NAKAMURA FLOWER LIFE DESIGN STUDIO 』の中村美穂さんです。フラワーアレンジメント講師であり、我が園の絵画教室の講師もお願いしている中村さんは、ものすごい豊かな感性の持ち主。私たち保育士が長年の経験で得た子どもの発達特性を一瞬にして感じとり、子どもたちとの対話もスムーズに進めていきます。ですから、子どもたちが初めて「生け花」に触れたにもかかわらず、すんなり自分のイメージや思いを表すことが出来たのだと思います。
和敬愛育園は【
個を大切にする保育】を中心に考えています。
「みんなちがってみんないい」
自分の考えを持ち、のびのびと自分を表現する―子どもが安心できる環境の中で、どんな自分を出しても「いいんだよ」と言ってもらえる温かい雰囲気の場。一人ひとりを尊重し、認めていく。
良く保育のカリキュラムの中にも出てくる言葉ですが、本当にそれを実践できるのはこの保育園だからこそ。
今回、陶芸で自分の「花を生ける器」を作り、そこに自分が選んだお花を自分の好きなように生けていく・・・このような2つの継続的な活動を通して、そのことがはっきりと確信できました。
私の思いと、陶芸・生け花の両先生との子どもに対する思いが見事にマッチして、子どもたちに素敵な素敵な機会を与えることができました。
お二方には、本当に感謝いたします。
この子どもたちの作った作品は11月18日日曜日の「
和敬愛育園 生活展」にてご覧いただけます。どうぞお気軽にお越しくださいませ。
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