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2012年11月15日

陶芸教室 2012.10

陶芸教室 2012.1010月末に今年度2回目の陶芸教室を行いました。
和敬愛育園で子どもたちが定期的に「陶芸」をする機会を設けている主な理由は“『本物』を味わわせてあげたい”ということ。
そして、小さな時期から豊かな感性を磨ける経験をし、それを自分なりに表現できるようにすること。

まず本物という部分では、幼児期にどろんこ遊び、粘土遊びは必須と言われているように、子どもたちの本能を満たす上でこうした遊びはとても重要なものになります。
陶芸の先生である間淵由可さん(工房『ゆふら』)から幼児期における「陶芸(粘土)遊びの利点」をお聞きしたところ、
・粘土は自由自在に変化してすぐに形になり、子どもの好奇心を刺激するモノであること
・うまくいかなくても、やり直しがきくということ
・粘土遊びは指先だけではなく、上腕、肩、腰など全身を使う遊びで、その遊びを通して実際に使用する作品が出来るという喜びがあること
と教えていただき、
これは本当に子どもたちに与えたい遊びであり、素材であると感じ、保育の一環として「陶芸」を取り入れることにしました。

今回の陶芸の粘土は、信楽(しがらき)の白土を使っており、温かい手で触っていると乾燥して土がポロポロしてくる。水分が多いと形が作りにくい・・・など普通の油粘土とは違った扱いにくさもあります。まさしく、生きた土、本物の土を子どもたちの感覚(五感)で扱いながら形にしていくということが、豊かな感性を磨くのにちょうど良い質感、素材だと思いました。


陶芸教室 2012.10今回、0歳児は足型をとりました。今しかない、赤ちゃんの柔らかい足の感触、小さな小さな足跡・・・本当にかけがえのない小さな宝物になると思います。

陶芸教室 2012.10






1歳児は指跡一輪挿しです。
縦に長い四角の棒状の土をギュッと握った指の跡が可愛らしく、これまた今の時期にしか作れない逸品です。邪念のない純粋無垢な子どもたちだからこそ出来る作品なのです。


陶芸教室 2012.102~5歳児は「世界でたったひとつだけのお花をいける器」を作りました。
陶芸家であり保育士資格もお持ちの間淵先生が、子どもたちの想像力を最大限に引き出してから作り始められたので、今回の作品は本当にどれも個性的で、決して同じものはひとつとしてない花器が出来上がりました。

1歳児と2~5歳児の器には、11月15日の「生け花教室」で、子どもたちによりお花がいけられます。
その作品は、11月18日日曜日9:30~15:00まで和敬愛育園内にて展示されます。(詳しくは前回の『生活展&バザーのご案内』をご覧下さい)
どなたでもお越しいただいて大丈夫です。是非、子どもたちの個性あふれる作品をご覧下さい。


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